- 2023/09/07 掲載
ECB、利上げ停止必要な水準にほぼ到達=イタリア中銀総裁
ビスコ総裁は、必要以上の利上げに行う方向に誤る方が望ましいとの見解が一部ECB理事会内で出ているとの認識を示しながらも、自分自身は同意できないとし、「過度に(利上げを)実施することのリスクは明確だ」と述べた。
また、金利がピークに達した後も、ユーロ圏の金融情勢は十分に引き締まった状態にとどまるとの考えを示したほか、物価が低下すればECBは利下げに転じるとも述べた。
このほか、ECBが金融政策で米連邦準備理事会(FRB)に追随しているという見方は事実ではないとも述べた。
ECBは過去1年間にわたり毎回の理事会で利上げを決定。7月の理事会で主要政策金利を0.25%ポイント引き上げ、中銀預金金利を2000年以来の高水準となる3.75%とした。
次回の理事会は14日に開かれる。
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