- 2023/09/06 掲載
エアバスやイージージェット、英国での水素航空機導入で提携
3社は部品メーカーなどとともに「航空における水素(HIA)」連合を設立した。水素を燃料とする最初の航空機が飛行を開始するまでに、インフラや政策、規制、安全基準を整えておくことを目指すとしている。
イージージェットのジョハン・ランドグレン最高経営責任者(CEO)は記者発表で「実際に航空機の飛行準備が整い、われわれが運航できるようになったのに、政策が一部整っていないために待たされる、といった事態は許されない」と説明した。
エアバスは2035年までに商業用の水素航空機を導入する計画で、ランドグレン氏はイージージェットが最初の顧客になりたいと語った。
温室効果ガス排出量を50年までに実質ゼロ化する目標に向け、航空業界は重い責任を担っている。水素航空機はこの目標達成に向けて研究が進む技術のひとつだが、水素燃料の供給確保や航空機の再設計、新たな空港インフラ整備といった課題もある。
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