- 2023/09/06 掲載
円下落、147円台後半=米長期金利上昇で―東京市場
6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半に下落した。米長期金利上昇を受け、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが続いた。午前11時現在は147円65~66銭と前日比74銭の円安・ドル高。
米国では、サウジアラビアなどの自主減産延長の発表を受け、原油価格が高騰。インフレ懸念の再燃で米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測が広がり、米金利が上昇した。
神田真人財務官は6日早朝、財務省内で記者団に対し、円安進行について「あらゆる選択肢を排除せず適切に対応していく」とけん制。発言直後に円相場は一時147円台前半に下げ幅を縮小したものの、円売り圧力は収まっていない。
【時事通信社】
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