• トップページ
  • 最近の指標、FRBに利上げ見極め余地与える=ウォラー理事

  • 2023/09/06 掲載

最近の指標、FRBに利上げ見極め余地与える=ウォラー理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


Michael S. Derby

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は5日、直近で発表された一連の経済データはFRBに利上げの必要性を見極める余地を与えていると述べた。

CNBCのインタビューで、最近の経済ニュースを受けFRBは「慎重に進めることができる」と指摘。「すぐに差し迫ったことをする必要があると示しているものは何もない」とし、データを待ちながら現在の軌道が続くかどうかを見極めることができるとした。

また、FRBが利上げ終了を宣言するにはさらなるデータが必要としたほか、あと1回の利上げでリセッション(景気後退)に陥る可能性は低いと言及。インフレ率が低下するまでFRBは利上げを継続する必要があるとの見方を示した。

労働省が先週発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びは鈍化した。労働市場の逼迫緩和を示唆し、FRBが今月、利上げを見送るとの見方が強まる可能性があるとの見方が出ている。

ウォラー理事は、金利が再び上昇するかどうかは「データ次第」とし、「この傾向が続くかどうか見極める必要がある。仕事を成し遂げたと言うことには慎重になりたい。これ以上の措置は行わないと判断する前に、この軌道があと2、3カ月続くか見極めたい」と語った。

その上で、失業率は上昇したものの雇用は引き続き好調だとし、利上げが必要になったとしても労働市場が大きな打撃を受けることはないとの述べた。

米国債利回りについては、適切な水準に達していると指摘。FRBは市場金利の上昇を望んでいるとし、国債市場の動きは「政策金利の水準を踏まえると異常ではない」と述べた。

このほか、FRBは商業用不動産部門のリスクを注視していると言及。ただ、同部門が直面する課題で広範な経済が打撃を受けることは示されていないとの見方を示した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます