- 2023/09/05 掲載
中国外相、一帯一路巡るイタリアとの協力は「有意義」
一方、イタリアは一帯一路に懐疑的な見方を示している。
王氏は4日、訪中しているイタリアのタヤーニ副首相兼外相と会談。中国外務省が5日公表した会談要旨によると、王氏は「古代のシルクロードから受け継いだ千年の友好関係が続いている」とタヤーニ氏に語った。
過去5年間で、中国とイタリアの貿易額は500億ドルから800億ドル近くに増加し、イタリアの対中輸出は約30%拡大したとも述べた。
イタリアは2019年に西側の主要国で初めて一帯一路に参加した。しかしここ数カ月、効果を疑問視する声を上げており、タヤーニ氏は訪中前の2日、「期待した成果をもたらさなかった」と語っていた。
一帯一路に関する協定は24年3月に期限を迎える。今年末までに離脱を表明しなければ、自動的に5年間延長される。
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