- 2023/09/04 掲載
米テスラ、8月の中国製EV販売は前年比9.3%増=業界団体
[北京 4日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が4日発表したデータによると、米電気自動車(EV)大手テスラの8月の中国製EV販売台数は8万4159台で、前年同月比9.3%増加した。
「モデル3」と「モデルY」の販売台数は前月比30.9%増だった。
「王朝」シリーズと「海洋」シリーズでEVとガソリン・電気ハイブリッドモデルを展開している中国の比亜迪(BYD)は、8月の出荷台数が27万4086台と、前年同月比57.5%増を記録した。
テスラは今年初め、中国市場で価格競争の口火を切り、最近も価格引き下げを発表した。ただ利益率は打撃を受けている。ロイターの算出によると、自動車販売による上半期の粗利益率は前年同期の27.8%から17.9%に急低下した。
一方、BYDの最新の財務開示資料によると、上半期の自動車販売による粗利益率は20.67%と、前年同期から4.36ポイント上昇した。シティのアナリストは同社の「生産規模の優位性」によるものだと指摘している。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR