- 2023/05/25 掲載
米財務長官、6月上旬の期限を維持 デフォルトの可能性巡り
[ワシントン 24日 ロイター] - イエレン米財務長官は24日、米国が債務不履行(デフォルト)に陥る可能性のある期限を6月上旬とする見通しを維持し、政府の財政状況を近く議会に報告すると明らかにした。
政府の資金繰りが尽きる日程を正確に把握するのは困難という見方を示しつつも、できる限り正確な日程を示すことに努めるとした。
議会が債務上限引き上げに応じなければ、財務省とバイデン大統領は厳しい選択に直面するとし、「支払えない債務も出てくるだろう」と述べた。
その上で、債務支払いの優先順位付けは政府にとり運営上不可能とし、「債務上限を引き上げなければならない」と強調した。
また、金融市場で債務上限問題を巡るストレスが生じており、6月初旬から中旬に期限を迎える一部の財務省証券が高い利回りで取引されていると指摘した。
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