- 2023/05/25 掲載
ドイツ経済、第2四半期は緩やかな成長想定=連銀月報
ドイツ連銀は「供給上のボトルネックの緩和、高水準の受注残、エネルギー価格の下落が産業界の持続的な回復を支え、特に世界経済が勢いを取り戻している中で輸出も支援されている」と指摘。一方、名目所得が急激に増加しても実質賃金のさらなる下落に歯止めをかけるだけに過ぎず、個人消費は停滞しそうだとした。
また投入コストが依然として高く、賃金の伸びが物価上昇圧力に拍車をかけているため、物価上昇率は今後数カ月間、「非常に緩やかにしか」低下しないと予想。労働市場は一段と逼迫する可能性があるが、その幅は「かなり小さい」とした。
建設業に関しては、需要が減少し、これまでの穏やかな気候による追い風が薄れるため打撃を受ける可能性があるとした。
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