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  • 2019/10/30 掲載

「来年にはリージョン数でAWSを抜く」オラクル会長ラリー・エリソン氏が宣言

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米オラクルはサンフランシスコで開催した「Oracle OpenWorld 2019」基調講演において会長兼CTOのラリー・エリソン氏は、「これは私が示すスライドのなかでも、もっとも驚くべきものの1つだ」と前振りしつつ、来年2020年にグローバルで展開予定のOracle Cloudのリージョンを示しました。

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。


 Oracle Cloudは現時点でグローバルに16のリージョンを展開していますが、これが来年中に36へと倍以上になります。

「来年、われわれはAWSよりも多くのリージョンを展開することになる」(ラリー・エリソン氏)


 エリソン氏が指摘するようにAWSは現時点で22のリージョンをグローバルに展開しており、さらに3つのリージョンを予定しています。オラクルが来年、グローバルに36リージョンを展開するのであれば、ほぼ確実にリージョン数ではAWSを抜くことになります。

これからの数年は、徹底的にクラウドへの投資を進める

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