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- 2019/06/07 掲載
マイクロソフトとVMwareの“牽制”と“協力”に決着 「Azure VMware Solutions」
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
VMware on AWSだけでなく、VMwareテクノロジーによるクラウド基盤はIBM CloudやNTTのクラウドサービスなどでも提供されています。これらは基本的にクラウド基盤を構築するための同社の統合ソフトウェア「VMware Cloud Foundation」を用いて構築され、VMwareによって認証されたものです。
今回マイクロソフトが発表した「Azure VMware Solutions」も同様に、VMware Cloud Foundationを用い、VMwareによって認証されたクラウドサービスになります。
ただしVMware自身が「VMware Cloud on AWS」を提供するのに対し、Azure VMware Solutionsはマイクロソフトが販売、提供します。
また、Azure VMware Solutionsによるソリューションの構築は、あらかじめ認定されたソリューションプロバイダであるCloudSimpleもしくはVirtustreamによって行われます。そのため、現時点でのAzure VMware Solutionsは「Azure VMware Solution by CloudSimple」と「Azure VMware Solution by Virtustream」の2種類が存在します。
Azure VMware Solution by CloudSimpleはすでに米西、米東リージョンで提供が開始されており、欧州リージョンでの提供も予定されています。一方、Azure VMware Solution by Virtustreamは今年後半に提供開始の予定。今後さらに認定ソリューションプロバイダが追加されていくとのことです。
1年半前に繰り広げられていたマイクロソフトとVMwareの牽制と協力
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