- 2015/01/26 掲載
企業向けファイル共有クラウド「Box」が上場 DropboxやOneDrive追撃
ストレージクラウドをSaaSで提供する場合、莫大なストレージが必要になるため、初期投資額が大きくなる。一般的なクラウドストレージベンダーは、それを月額課金で回収していくビジネスモデルとなっている。
日本では、個人向けのドロップボックスのほうが有名だが、課金戦略が整っておらず、ボックスは企業向けに課金前提としているため、収益力が高いとみなされていた。
とはいえ、2014年10月に米国の1000人以上のIT部門担当者に対して、451 Researchが実施した調査によれば、エンタープライズ市場で企業がもっとも利用するファイル共有クラウドは「Dropbox」がトップで、これにマイクロソフトの「OneDrive」、グーグルの「Google Drive」が続き、そのあとをBoxが追いかける構図となっていた。
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