- 2013/11/20 掲載
エアーと日立子会社、国内初のeディスカバリ対応メールアーカイブ「WISE Audit V6.0」
新バージョンでは、米国eディスカバリなどの法的要請へ対応。同要請をサポートする国内初のメールアーカイブシステムになるという。
訴訟支援コンサルティング会社のJi2(ジェイアイツー)の藤澤哲雄氏によれば、多くのグローバル企業において「国際訴訟や監査、不正調査などに対応するため、証拠データとしての電子メールの保存と、これら膨大な電子メール情報の効率的な分析が求められています」という。
そこで、WISE Audit V6.0では、業界標準の電子情報開示モデル(EDRM)に沿って、訴訟などでeディスカバリが発動した「有事」の際に、訴訟ホールドの設定や関連メールの絞り込み、レビュー、提出用レポートの作成などが可能になる機能を用意した。
平時の際も、監査管理者や担当者ロールに応じた監視や監査を自動化できる仕組みを提供。価格カルテルなどの問題を未然に防いだり、早期発見で被害を最小化することが可能になるという。
また、Google AppsやOffice 365などのクラウド型メールを組み合わせての利用も可能。複数のテナント(ASP/SaaS)での運用ができ、テナントごとに個別設定も行える。
標準価格はシングルテナント使用、容量2TB、ライセンス200ユーザーの場合で、120万円(税抜、以下同)。eディスカバリオプションは24万円。
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