ソフトバンクとVMware、スマホのBYODセキュリティで提携 VMware Horizon Mobileベース

　提携により、ソフトバンクテレコムがBYODサービスの提供に向けて無償トライアルサービスを実施する。本サービスでは、ソフトバンクモバイルが提供するAndroid搭載スマートフォン「Motorola RAZR（レーザー） M SoftBank 201M」を用いて、2012年12月10日から受け付けを開始する。


　このトライアルサービスは、「VMware Horizon Mobile」によって、1台のスマートフォン内に通常の物理的なスマートフォン環境とは別に仮想的な環境をつくり出し、それぞれの環境をインターネットアクセス用と企業内システムアクセス用に使い分けができるようにするというもの。

　これにより、ユーザーはプライベートの空間やアプリケーションはそのままで、企業アプリケーションやサービスを安全に利用できるようになり、所有するスマートフォンを個人用と業務用に使い分ける「BYOD：Bring Your Own Devices」の実現をサポートするという。また、業務で利用するスマートフォンとしてもセキュリティ強化が実現できる。

　なお、今後はVMwareより発表された「VMware Horizon Mobile」iOS版の採用についても積極的に取り組んでいくという。