- 2012/07/18 掲載
社内IDとクラウドIDを連携する「Online Service Gate Sync」、ソフトバンク・テクノロジーが提供
今回新たに発表された「Online Service Gate Sync」は、自社内のADで管理しているアカウント情報を、Office 365のアカウント情報と自動連携させるというもの。クラウドとオンプレミス(社内システム)にまたがるハイブリッドクラウド環境での運用管理負荷を軽減させる。

マイクロソフトも自社でAD同期サービスを提供しているが、専用の社内サーバを5台用意しなければならず、またマルチフォレスト(複数のADサーバ)環境での同期機能などがなかった。
「Online Service Gate Sync」は、クラウドサービスとして提供されるため、専用サーバの構築は不要。マルチフォレストにも対応した。さらに、社内ADのうち、選択されたアカウントのみをクラウド上へ移行させる機能や、Office 365のライセンスを自動有効化できる機能など、Office 365の管理者の運用負荷を軽減する機能を盛り込んだ。
そのほか、ADを持たない企業がID管理を容易に行えるように、CSVファイルでのアカウント登録機能なども用意している。
価格は、従来から提供しているアクセスコントロールサービスと併用する場合は、1ユーザー月額50円。単独利用は1ユーザー月額80円。最小契約数は100IDから。「Online Service Gate Sync」の単独で利用する場合は年間契約となる。
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