仮想デスクトップを体感できるショールーム「VDIイノベーションセンター」オープン、DaaSのデモも網羅

　エム・ピー・テクノロジーズは、仮想デスクトップに特化したショールーム「VDIイノベーションセンター」を、3月1日、東京・秋葉原駅前にオープンした。

　「VDIイノベーションセンター」は、仮想デスクトップソリューションに関わる、ソフトウェア、ハードウェア、セキュリティ/印刷/ログ/アンチウィルス/ストレージ等のソリューションを集め、実際にデモンストレーションをうけることができる体験型ショールームだ。エム・ピー・テクノロジーズでは、2008年より旧ショールーム「シンクライアントセンター」を運営。年に1000人の来訪者があり、実際に8件の導入につながったという。今回、セミナールームを併設し、展示スペースを2.5倍に拡大した「VDIイノベーションセンター」としてリニューアルオープンするものである。Wyse Technology、シトリックス、NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、日立ソリューションズ、オーリッド、ThinPrint、マカフィー、データコアソフトウェア、アイベクス、ソリトンシステムズのソリューションベンダー各社が協賛している。

　オープンにあたって同社代表取締役社長 佐藤直浩氏は、「国内の仮想デスクトップ市場の急成長にあわせ、仮想デスクトップを取り巻くソリューションを取りそろえ、最新のデモを体感いただける場を皆さまに提供したいということで、『VDIイノベーションセンター』をオープンしました。常に、有力なベンダー様の最新のサービス/ソリューションが体感できる国内初の試みとして、秋葉原駅から徒歩2分という好立地条件のもとで、より多くの方に体感いただけると考えております。利便性が高く、エンドユーザーの方の満足度があがり、かつ、セキュリティが維持・強化される仮想デスクトップソリューションを、『VDIイノベーションセンター』を核として、ぜひ普及させていきたいというのが、その目的です」と語った。

　なかでも、今後中堅中小企業を主なターゲットとして普及が見込まれるDaaS（Desktop as a Service）を提供するNTTデータ、NTTコミュニケーションズ、日立ソリューションズが参画している点が特徴であり、それぞれのDaaSサービスの展示を「VDIイノベーションセンター」で見ることができる。