- 2012/01/16 掲載
NECとSAPジャパンが業務提携、クラウド上での課金サービス4月開始へ
今回の業務提携によって、NECが構築するクラウドの一機能として、SAPが開発した課金システム「SAP Convergent Charging」を利用したSaaSによる課金サービスを、NECが提供する。SAPの課金システムを利用したクラウドによるSaaSサービス提供は、日本で初めてとなる。主な顧客は通信事業者・クラウド事業者・デジタルコンテンツを提供するサービス事業者などを想定し、NECが既に提供しているM2Mサービス「CONNEXIVE」やスマートフォン向けモバイルクラウド基盤でも本課金サービスを利用する。対象とする市場は日本国内及び海外で、日本に基盤を置くJOC(Japan Originated Company)などのグローバル企業へは複数拠点をカバーするグローバルなサービス提供を行う。またNECがグローバル5拠点(欧州・アフリカ、中華圏、アジア・パシフィック、北米、中南米)に展開するコンピタンスセンターでの展開や、SAPのグローバル市場をカバーする各リージョン(欧州・中東・アフリカ、アジア・パシフィック・日本、南北中央アメリカ)との共同マーケティングや拡販も実施する予定だ。
サービスの開始は2012年4月、サービス利用料は1日あたり20万トランザクションで50万円~を予定している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR