- 2011/10/21 掲載
日本IBM、プライベートクラウド入門版ソフトウェア「IBM Starter Kit for Cloud」を発表
「IBM Starter Kit for Cloud」は、ユーザーからの仮想サーバーの申請やIT管理者による承認などのコミュニケーションをポータル画面およびメール機能で実現する。ユーザーおよび管理者は使用中の仮想サーバーをいつでも監視・制御でき、使用料金を確認することが可能だ。また、業務量の変化により、コンピューティング資源の増減が必要な場合、ユーザーはCPUやメモリー、ストレージ容量の変更も要求できる。管理者においては、CPU毎、あるいはメモリー毎など、使用料金のポリシーをきめ細かく設定できる。
仮想サーバーの申請・承認プロセスを紙や電子メールなどで行っている顧客企業においては、ユーザーが仮想サーバーを要求してから利用するまでに2週間程度かかっていたところを、本製品を活用することで、5分~1時間程度に短縮できるという。また、各種仮想化ソフトウェアに対応し、共通のユーザーインターフェース操作性を提供する。なお、10月21日現在、対応している仮想化ソフトウェアは、IBM PowerVMおよびVMware vSphere 4.1となっている。
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