- 2011/07/26 掲載
シスコシステムズ、テレプレゼンスの新製品「Cisco TelePresence MX200」と新機能を発表
また、会議ユニットを自動で割り当てる「Cisco TelePresence Conductor」を合わせて発表。処理能力が低下する場合は自動的に他のユニットに転換するなど、複数拠点間の会議開催を簡素化する。本機能は2012年上半期に提供を開始するという。
さらに、エンドポイント ソフトウェア(TC5.0、CTS 1.8)を強化し、マルチポイントにおける相互運用性のサポートと製品を拡充した。ハードウェア トランスコーディング搭載デバイスを追加することなく、Cisco TelePresenceエンドポイントとスタンダードベースのサードパーティ製エンドポイントでの総合運用実現を目指す。
そのほか、Cisco TelePresence Server 8710と7010 v.2.2で、スクリーンの解像度と数を強化。最大64人が会議に参加可能な高解像度(HD)(720p30)モードと、最大48人が参加可能なフルHDモード(720p60および1080p30)をサポートした。Cisco TelePresence Multipoint Switch v. 1.8では、予定されていた通話に対して任意のエンドポイントから簡単に応答できる自動出席機能を搭載。ビデオ インフラストラクチャ製品であるCisco MXE 5600(Media Experience Engine)では、ベンダーを問わずスタンダードベースのビデオ エンドポイント間におけるリアルタイムのコンテンツ共有、WebEx OneTouch、記録およびストリーミングの相互運用性を実現した。
今後シスコは、「ビデオ製品の主要なコンポーネントであるテレプレゼンスを次のレベルに押し上げることに重点を置き、拡張が簡潔でユーザーの利便性に優れた相互運用性の最大化を図るソリューションの広範なポートフォリオを提供する」(シスコ テレプレゼンス テクノロジー グループ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャ、OJ ウィンジ氏)という。
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