兵庫県淡路市等、富士通の住民情報システム「MICJET MISALIO」導入

　自治体向けソフトウェア「MICJET MISALIO」は、全国市区町村1750団体の約８割にあたる人口10万人未満を対象に、住民記録・税務業務、子育て支援業務といった自治体の窓口業務に必要なサービスを包括している。また、帳票サンプル等、多くのテンプレートが利用でき、短期にシステムを稼動できる。コストは、月額利用料方式で、従来製品に比べ年間で最大50%のコスト削減が可能となる。
　また、今後自治体での普及が見込まれる総務省提唱の地域情報プラットフォームにも準拠。シンクライアント方式にも対応しており、管理コストの削減と個人情報漏えいの予防に役立つ。複数の自治体での共同利用もできる。

　各自治体では、補助金の削減、税収減等、財政が厳しくなっており、コスト削減が求められている。また、政権交代や社会変化により自治体を取り巻く法や制度の改正は、今後も増えると予想されるため、法改正に柔軟に対応できるシステムが必要とされる。同システムは、こういった課題にも対応できる。