日本電気（NEC）は、固定通信・携帯電話・インターネット事業を中南米13か国で展開している電気通信事業者テレフォニカ・インターナショナルと、中小企業向けSaaSを中心としたクラウドビジネスを展開していくことで合意した。

　テレフォニカ・インターナショナルは、中南米地域において広範な事業を展開しており、この合意により、NECのクラウド分野における技術・製品・サービス提供のノウハウを活用して、クラウドビジネスの急速な拡大が期待できるという。

　また、両社は今後もSaaSやPaaSのほか、仮想PC型シンクライアントシステム等のさまざまなサービス・アプリケーション領域において、企業向けのみならずコンシューマー領域も含めて協力を検討していくとしている。