トレンドマイクロは、同社製品として初めてMac OSに対応した「ウイルスバスター2010」を発表し、都内で新製品発表会を行った。

　「ウイルスバスター2010」では、Mac OSに対応したセキュリティソフト「ウイルスバスター for Mac」を同梱し、OSの種類を問わず1シリアルで3台まで（1台のパソコンにOSがひとつの場合）利用できる新ライセンス体系を導入している点が特徴だ。会見で登壇した、トレンドマイクロ 取締役 エグゼクティブバイスプレジデント コンシューマ＆スモールビジネスユニット ソリューションビジネスユニット 大三川彰彦氏は、若年層を中心にパソコン・携帯電話・PHS以外でのインターネット利用が増えていることに触れ、「『ウイルスバスター for Mac』、『Trend Micro USB Security』、『ルーター組み込み型ウェブセキュリティソリューション』のほか、iPhoneを対象にした『Smart Surfing for iPhone and iPod touch』、スマートフォンを対象にした『Trend Micro Mobile Security 5.1』、プレイステーションを対象にした『トレンドマイクロウェブセーフティ for PS3/PSP』など、あらゆるツールに対応した、マルチプラットフォームソリューションを提供します」と語った。

　「ウイルスバスター2010」のパッケージ製品は、9月4日より販売開始される。