- 2009/05/12 掲載
富士通、18枚搭載可能な大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」を発売
新ブレードサーバは、「The Dynamic Cube」と呼ばれる新設計思想を採用。(1)動的な電力制御と冷却技術によって従来比40%の省電力化、CO2削減、(2)サーバの可視化、自動化ソフトウェア「ServerView Resource Coordinator VE」搭載などにより、仮想化環境における運用性の向上、(3)シャーシに搭載するコンポーネントはすべて冗長化され、業務継続性を追求、(4)ブレードサーバを多数接続する通信用の回路基板に10Gbpsのシリアル転送技術を採用し、毎秒6.4テラbpsのデータ転送を実現。次世代の40Gビットイーサに対応できるという。
サーバの可視化、自動化ソフトウェア「ServerView Resource Coordinator VE」は、もともとSystemwalker Resource Coordinatorとして提供されていたもの。VMwareやHyper-V、Xenをはじめとした仮想環境のほか、富士通製以外の物理サーバなどを統合して管理できる。
ブレードは、インテルXeonプロセッサー 5500番台を採用し、18枚のブレード、36CPU(144コア)、1.29テラバイトのメモリ、216本の1GbpsLANポートを実装できる。
希望小売価格は、PRIMERGY BX900 S1 シャーシが68万円から、サーバブレードが20万2,000円から。2009年7月末から提供を開始する。
ServerView Resource Coordinator VEは単体でも販売され、価格は21万円より。6月末より出荷を開始する。
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