- 2009/04/16 掲載
【市場調査】国内ルータ市場、「今は景気回復期に向けた機能開発を推進すべき」
一方、企業向けルータは、売上、出荷台数ともに減少。企業のネットワーク更改サイクルが下降局面に入ったことや、国内経済の悪化が伸び悩みの原因となった。
今後の国内ルータ市場は、2013年まで年平均5.5%、売上額で同0.9%で成長するとIDCでは見ている。同社 コミュニケーションズ マーケットアナリスト 草野賢一氏は、厳しい市場環境が続くなか、ベンダーが取るべき施策について、「景気回復期に向けた機能開発を推進すべき」「景気回復期には、IT投資の復調だけでなく、企業ネットワークのリプレイスを促進する」と語る。具体的な技術として同氏は、「モバイルネットワークの安定した利用を可能にする技術や高処理能力ルータの活用方法の蓄積」を挙げた。
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