- 2009/02/19 掲載
【市場調査】2008年10-12月期PCシェア発表 NEC、東芝、富士通の順位は?
一方、世界市場では、出荷台数が同比1.9%減の7621万台。日本を除くアジアパシフィック、米国でマイナスとなり、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)は2.2%増だった。
国内市場におけるベンダー別のシェアでは、トップが前年同期比4.2%増のNEC。NECは、ビジネス向けの落ち込みが少なかったことが寄与した。2位は富士通。富士通は同比でマイナスとなったが、春モデルを前倒し出荷したことが寄与し、家庭向けでは1位となった。3位は、家庭向けポータブルPCの出荷を大きく伸ばしたデル。4位は、2期連続で2桁成長となった東芝が入った。東芝は、富士通同様、春モデルの投入とラインナップ強化が貢献した。5位はHP。HPは同比2桁成長を記録し、これで2007年第1四半期から8期連続で2桁成長を維持している。ベスト5のうち、同比でマイナスとなったのは富士通のみだった。
低価格PCを含むポータブルPCの好調は2009年第1四半期も続くという。IDC Japan パーソナル・コンピューティング グループマネージャー片山雅弘氏は、「新入学にあたる今期は、学生がイーモバイルとセットでPCを購入する機会が増えるだろう」と語る。ビジネス向けでは、厳しい状況が続くと同氏は見ている。
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