日立グループは、2010年度のCO2排出量削減目標を5％引き上げると発表した。

　同社は、CO2排出量削減への取り組みを強化し、グループ全体での2010年度削減目標を5％引き上げ、従来の1990年度比7％から12％に設定する。

　日立グループ全体では、2006年度に創設したスーパーエコファクトリー・オフィス認定制度により、エネルギー利用効率や化学物質の排出量削減、資源循環の面で先進的な取り組みを実施している環境配慮型事業所の育成、建設を進めている。2008年度時点では国内10、海外8事業所を認定しており、2010年度までに日立グループ内の環境負荷の大きい約300事業所のうち30事業所をスーパーエコファクトリー・オフィスとして認定する計画と発表している。