オバマ大統領の支持率89.7%、「金融危機の克服」に期待・ライフネット生命発表

　結果によると、オバマ大統領の支持率は89.7%で、米CNNの米国での世論調査84.0%を大きく上回った。オバマ大統領への期待は、トップが「金融危機の克服」（78.7%）、「日本経済への好影響」（48.0%）、「環境政策への取り組み」（37.3%）、「北朝鮮問題の解決」（34.0%）、「中東情勢の安定化」（22.7%）だった。

　次にオバマ大統領のイメージを聞いたところ、「新鮮」が52.3%でトップ、「革新的」が38.0%で2位、以下、「演説が魅力的」が33.9%、「人気がある」24.1%、「アメリカの多様性の象徴」22.7%と続いた。大統領選の演説で、チーフスピーチライターを務めたのは当時26歳のスタッフ。年代の近い10代のイメージは「革新的」「演説が魅力的」が同率トップの39.5%で、演説内容は若者の心を掴んだ結果となった。

　大統領選でオバマ陣営は、インターネットを駆使したクチコミを重視。この影響が日本でどの程度だったのかをはかるべく、オバマ陣営がキャンペーンで利用したサイトやツールの日本での認知率を聞いたところ、最も認知率が高かったのは「YouTube」で60.3%、次いで「オバマ氏の公式サイト」19.1%、「MySpace」13.4%となった。