- 2009/01/07 掲載
12月のウイルス検出数が32.5%の減少
合わせて2008年年間のコンピュータウイルスの傾向も合わせて発表。感染の手口が巧妙化しているとして3つの手口を紹介した。具体的には、1つが従来安全といわれていたPDFファイルなどのデータファイルにウイルスが潜んでいるケース。次に、著名企業のWebサイトを閲覧するだけでウイルス感染するケース。最後がUSBメモリを差し込むだけでウイルス感染するケース。
また、12月のウイルスの検出数、届け出件数も発表。検出数は約17.3万個と、11月の約25.6万個から32.5%の大幅減少となった。また、12月の届出件数は1,795件となり、11月の1,830件から1.9%の減少となった。
コンピュータ不正アクセス届出状況については、12月の届出件数は10件であり、そのうち何らかの被害のあったものは7件。また、不正アクセスに関連した相談件数は38件(うち5件は届出件数としてもカウント)であり、そのうち何らかの被害のあった件数は19件だった。
今回、コンピュータ不正アクセス被害の主な事例では、「SSH で使用するポートへの攻撃で侵入されたらしい」「オンラインゲームサイト内のデータが改ざんされた」といったことがあったという。SQLインジェクション攻撃を受けて、データベース内のデータが改ざんされたものは3件あったという。
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