- 2009/01/06 掲載
NEC、ITソリューション事業におけるグローバル体制の強化について5つの重点領域を発表
1つめがセキュリティ。指紋や顔認証を中心とした生体認証技術による出入国管理システムやその他の生体認証ソリューション、赤外線や映像データを使った映像監視ソリューションなどの事業が主たる対象となる。
2つめがRFID。現在日本、中華圏やアジアで展開している資産管理、トレーサビリティ管理などのRFIDを活用したソリューション事業が対象。
3つめが通信キャリアのサービス基盤。海外の通信キャリアが企業向けのSaaSやコンシューマ向けサービスなどを提供する際のサービス基盤のシステムの構築、提供に関連するソリューション事業が対象。
4つめがサービスプラットフォーム。金融決済やリテールをはじめとする企業間サービスやデジタルシネマ配信サービス、シンクライアントなどのサービスを支えるサービス基盤のシステムの構築、提供に関連するソリューション事業が対象。
最後の5つめがERP。NECのPDMシステム「Obbligato」とSAP社のERPの組み合わせソリューションなどの複合的なERP関連ソリューションを提供する。
また、既存の流通・サービスソリューション事業本部「グローバルリテールサービスソリューション事業部」およびシステム・サービス事業本部「グローバルサービス事業部」に加え、
・官公ソリューション事業本部「官公グローバルソリューション事業部」
・金融ソリューション事業本部「金融グローバルソリューション事業部」
・公共・医療ソリューション事業本部「公共・医療グローバルソリューション部」
・通信・メディアソリューション事業本部「通信・メディアグローバルソリューション部」
・放送・制御事業本部「放送・制御グローバルビジネス事業部」
を1月5日付けで新設する。
さらに2009年4月をめどに、製造・装置ソリューション事業本部に「グローバルソリューション事業部」の設置を予定しているという。
新部門の設置などにより、海外現地法人を含め一貫した、事業戦略の立案、個別ソリューションの強化、予算管理などの体制を実現し、専門知識やノウハウのグローバルな水平展開が可能にする。
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