SAPジャパン・富士ゼロックス愛知など4社、中部地区の中堅企業向けにERPの販売から保守まで提供

　SAPジャパン、富士ゼロックス愛知、富士ゼロックス情報システム、電算システムの4社は、中部地区の中堅企業市場でのERPの販売、導入から運用・保守サービスにおいて、協業を開始した。

　今回の協業では、SAPジャパンのSAP ERPを、富士ゼロックス情報システムが独自に開発した中堅企業向けの導入テンプレートを利用することで、開発にかかるコストを軽減し、中堅企業の顧客企業に提供する。また、地域に密着した営業体制をもつ富士ゼロックス愛知や、中部地区に活動の拠点をおき運用・保守の実績をもつ電算システムが加わることで、導入から運用保守までのシームレスなサポート体制を提供する。

　また、4社は、マーケティング、プリセールス活動、プロジェクト推進から導入完了後のアップグレード支援サービスの提供など、長期的・継続的な支援サービスの構築・提供を共同で手がける方針。各社の役割としては、富士ゼロックス愛知が中心になって販売を行い、富士ゼロックス情報システムおよび電算システムがともに導入から保守・運用サービスを手がける。SAPジャパンは、富士ゼロックス情報システムと共同で開発したセールスツールをもとに、営業要員の教育を実施する。