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- 2026/03/04 掲載
なぜ中国でiPhoneが人気?過去最高売上アップル、強敵サムスンとの差はどこまで開く?
連載:デバイス新潮流
大学卒業後、新卒で某百貨店に就職。その後、出版社に転職。男性向けモノ情報誌、携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年にフリーランスライターとして独立。モバイル業界を中心に取材し、Web媒体や雑誌で執筆活動を行っている。最近は人事・総務系ジャンルにもチャレンジしている。
過去最高となる第1四半期の業績
アップルの2026年度第1四半期(2025年12月27日を末日とする)の総売上が過去最高を記録した。新モデルの超薄型「iPhone Air」の販売低迷がうわさされる状況にあって、意外に感じた人も多かったかもしれないが、ティム・クックCEOも「予想を上回る」と表現するほどの好業績。売上高は前年同期比16%増の1438億ドルで、過去最高の四半期実績を達成した。牽引したのはもちろんiPhoneだ。iPhoneの需要は「驚異的」で、売上高は前年同期比23%増の853億ドル。販売は世界中で好調で、米国や中国圏、ラテンアメリカ、西欧、中東、オーストラリア、南アジアを含む多くの市場で過去最高の売上を記録し、インドでも12月四半期の最高記録を達成したという。
また、米国や中国本土、日本、インドを含む多くの国で買い替えユーザー数の新記録を樹立した。ちなみにApp StoreやApple Music、Apple TV+といったサービス部門も前年同期比14%増、過去最高の売上高300億ドルを記録している。
サムスンとも差を…2025年スマホ販売出荷シェアでトップ
好業績はシェア拡大にも貢献したようだ。市場調査会社Counterpoint Researchによると、2025年の世界のスマートフォン出荷台数は前年比で2%増加しただけだが、アップルは前年比10%の成長率で20%のシェアを獲得しトップになっている。Counterpointのアナリストは、「アップルは新興および中堅市場におけるプレゼンス拡大と需要の増加、強固な製品ミックスに支えられた」と分析している。
昨年発表されたiPhone 17シリーズはもちろんのこと、iPhone 16シリーズも日本、インド、東南アジアなどで引き続き支持されているという。コロナ禍を経た買い替えサイクルの当たり年にもなったようで、数百万のユーザーが機種変更しているという。アップルの業績内容と一致する。 【次ページ】売上が38%増!業績を牽引した中国で何が起きた?
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