ラネクシー、ウイングから買収したセキュリティソフト「MylogStar」をバージョンアップ

　新バージョンでは、従来版が持っていたクライアントPCの操作記録機能に加え、サーバなどの外部リソースとの情報のやりとりを、PC操作記録と連携させて調査することが可能になった。たとえばファイルサーバの通信ポートを監視し、どのクライアントPCからアクセスがあり、そのクライアントPCでどのように加工され、最終的にどのように持ち出されたか、といった情報の追跡などが可能になる。個々のシステムのログデータを突き合せるような作業が必要なくなるため、運用負荷を軽減させることが可能だ。

　同社では今後も、情報の追跡性と運用負荷の軽減を2本柱として、MylogStarの開発を進め、情報トレーサビリティシステムとして進化させるとともに、セキュリティ関連ビジネスへの取り組みを強化する考えだ。価格は1サーバー＋5クライアントのネットワーク版が51万6,000円から、デスクトップ版が2万9,800円から。