大日本印刷、おサイフケータイ向け情報配信システム用、小型リーダーライターを開発

　大日本印刷は、おサイフケータイに情報を配信するサービス「SiteKicker」用に、小型リーダーライター「PEP－7575SK」を開発した。

　SiteKickerは、おサイフケータイ向けの情報配信システムのことで、売り場に設置したPOPやフリーペーパーラックなどに設置した小型リーダーライターに、消費者がおサイフケータイをかざすだけで、関連する情報を掲載したWebサイトのURLを携帯電話の画面に表示する仕組み。一方、情報を配信する企業はWeb管理画面からサイトキッカーサーバーへアクセスすることで、配信するURLを簡単に登録・更新することができる。

　サイトキッカーは、専用の小型リーダーライターとURL管理サーバーで構成されていて同製品を導入することで、11月下旬から、同サービスを従来より安く利用することができる。

　今回、リーダーライターを縦76mm×横76mm×高さ15.6mmと小型化することで、店頭広告やフリーペーパーラックなどへの組み込みや設置が容易になった。コンセントに挿すだけで、店舗で簡単に取り扱えるという。また、近距離で複数の端末機を設置しても通信障害がなく、フリーペーパーラックなど複数台を設置する用途にも向いている。

　価格は、「PEP－7575SK」5台とURL管理用サーバーを1ヶ月利用する場合で23万6,250円から。