キヤノンＩＴソリューションズ、技術情報管理システムの新バージョン発売

　キヤノンITソリューションズは、技術情報管理システムの新バージョン「InnoCielo2008」を10月23日より出荷開始する。各種CADの最新バージョンに対応するとともに、モノづくりや設備管理業務の効率化に向けた機能を強化している。

　同製品は、オランダのBlueCieloECMSolutions社が開発した製品であり、国内の販売代理店として同製品の日本語化および取り扱いを同社にて行っている。

　 　新バージョンの主な特徴は、MicrosoftOutlookに新しくツールバーが追加され、電子メールと添付ファイルを共にInnoCieloへ簡単に登録できるようになった。InnoCieloEmailManagerモジュールにより、自動での振り分けとInnoCieloへの登録も可能。また、フォルダに属性を持たせることで、ドキュメントの属性と連動させるなど、より細やかなファイル管理が行えるようになる。さらに、MicrosoftActiveDirectoryのユーザー情報を利用しながらも、InnoCielo用のユーザーやグループが定義できるようになった。そして、メタデータとデータを同時にユーザー自身が簡単に登録もできる。

　価格は、InnoCieloMeridian同時1ユーザーライセンス保守費用別途で39万4,800円から。