日本CA、Webアプリケーションのパフォーマンス管理を行う製品群を発売

　日本CAは22日、アプリケーション性能管理（APM）製品群「CA Wily APM」の最新版を発表した。

　本製品は、Javaと.NETで構築されたWebアプリケーションの性能と可用性を管理するソフトウェア群。複数のWebサービスからなるビジネス・プロセスを網羅したうえで、トランザクションの動きや環境内の相互依存性も把握可能になる点が大きな特徴。SOAで連携しているサービスや、仮想化環境においても、エンドユーザーが実際に体感するパフォーマンスやWebアプリケーション性能を管理できる。

　CA Wily APMは、Javaおよび.NETによるWebアプリケーション、アプリケーション・サーバ、ESB、プロセス・サーバ、その他のSOAインフラストラクチャのコンポーネントを常時監視する「CA Wily Introscope 8」と、個々のエンドユーザー・トランザクションやWebサービスの動きをリアルタイムに分析して、パフォーマンス上の問題を特定する「CA Wily Customer Experience Manager (CEM) 4.2」で構成される。CA Wily CEM 4.2は日本市場では初投入となる。

　CA Wily APMは、Webフロントを利用するシステム全般におけるインテグレータのSLA確保などの用途を見込む。

　価格は、CA Wily APMが162万5,000円、CA Wily Introscope 8が120万円、CA Wily CEM 4.2が75万円となっている。