CA、IDFocus社を買収し、企業のセキュリティ強化と業務効率向上を支援

　CAは、IDFocus社を買収し、同社のアイデンティティ管理テクノロジ「ACE」を獲得したことを発表した。

　IDFocus社のテクノロジは、いくつもの重要なアイデンティティ管理機能要素を提供している。同社のソフトウェアには、職務分掌（SoD）の違反をプロアクティブに防止することによって、企業のコンプライアンス遵守を支援する機能がある。CA Identity Managerは、ユーザーのプロビジョニングを行う際、IDFocus社製品に設定されているSoDポリシーをチェックする。ポリシー検出されると、CA Identity Managerはプロビジョニングの実行を停止する。こうしてプロアクティブにコンプライアンス管理を行い、問題が発生する前に違反を防止することができる。

　CA Identity Managerは、ユーザーのプロビジョニングなどのアイデンティティ管理のプロセスを自動化することで、セキュリティの強化とビジネスの効率の向上を支援する。IDFocus社製品を統合することによって、より具体的できめ細かな権限のレベルにおけるプロビジョニングが可能となり、管理効率が向上する。IDFocus社製品とCA Identity Managerとを緊密に統合することにより、ワークフローと承認者を詳細なレベルのユーザー属性に基づいて連携させることができる。