- 2008/10/16 掲載
ドコモ、ルネサス、富士通、シャープが携帯電話プラットフォームを共同開発、上りの速度を最大5.7Mbpsへ
SH-Mobile G4は、新たに45nmプロセスを採用して高集積化を実現。HD対応の動画処理や3Dグラフィック性能向上などアプリケーションの高機能化を目指す。また、同LSIを搭載した携帯電話プラットフォームでは、HSUPAとして上りの通信速度を従来の384kbpsから最大5.7Mbpsまでに高速化する。
NTTドコモとルネサスでは、デュアルモード通信を処理するベースバンドLSIとアプリケーションプロセッサをワンチップ化したLSI「SH-Mobile G series」を2004年より共同開発しており、SH-Mobile G4はこの第4弾製品となる。
今回、両社に加えて、富士通やシャープといった携帯電話メーカーを加えることで、チップだけでなく、OS、ミドルウェア、ドライバといった基本ソフトウェアやリファレンスチップセットを一体化してプラットフォーム化することを目指す。本プラットフォームは、日本国内のみならず、全世界の携帯電話市場にルネサスから提供するという。
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