• 2008/10/16 掲載

三菱電機、100Gbps光通信に適用可能なLSIを開発

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三菱電機は16日、100Gbpsの光通信に適用可能な誤り訂正用軟判定LSIの開発に成功したと発表した。現在研究開発が始まっている100Gbps光通信の実現に向け、このLSIを用いた技術実証が今後実施される。
 開発の背景として、通信容量の急増に対応するため、通信速度を現在広く使われている10Gbpsから100Gbpsに引き上げる研究開発が始まっているものの、現在の業界標準技術を用いた誤り訂正能力では、100Gbpsの光通信に対応できないという問題があった。

 誤り訂正能力の向上を図る方法として、軟判定を用いる方式が注目されており、今回の開発では、軟判定の処理速度をこれまでの最高速度である毎秒10ギガサンプルから、毎秒32ギガサンプルへと向上させることに成功。0.13μmのシリコンゲルマニウムプロセスにより、縦9.7mm、横6.9mmのワンチップLSIへ集積した。

 同社が独立行政法人 情報通信研究機構から委託を受けて行なっている「λユーティリティ技術の研究開発」の一環として、今回開発に成功したLSIを用いた技術実証を2010年までに実施。その後同社では100Gbps光通信システム用の伝送装置として、2012年ごろの市場投入をめざして製品化する予定だ。

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