- 2008/10/15 掲載
富士ソフトがATMの振り込め詐欺を防止する音声検知システムを開発、愛媛銀行で稼働
富士ソフトは、振り込め詐欺が携帯電話を使ってATMの操作中に犯人と会話する点に着目。システムにあらかじめ設定された振り込め詐欺に該当する可能性の高いキーワードを、ATMを操作する人物がしゃべるとコンピュータが自動的に検知する。その後、アラームでセンターに知らせ、職員がモニター映像を確認したうえでATM捜査中の人物に呼びかけを行う。それでも振込を行う場合は最寄り店舗に連絡して職員が直接ATMコーナーに出向くなどの処理を行うこともあるという。検知した結果について、自動音声によるシステム的な対応では操作を中止するのが困難だとの結論に至り、有人対応を前提としたシステム対応とした。
愛媛銀行のケースでは、録音などを行っていないが機能的には可能だという。
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