三菱電機インフォメーションテクノロジー(以下、MDIT)とネットワールド、アイベクスの3社は15日、統合ログ収集・分析・レポートシステム「LogCatcher for Meta Logger」の機能強化版を16日より販売すると発表した。
今回の機能強化では、ターミナルサービスのリモートからの操作履歴を記録するアイベクス製ソフトウェア「IVEX Meta Logger for Server」への対応が図られた。同製品は、複数ユーザーでの同時利用が前提とされるサーバーOSで、どのユーザーが操作したかを把握するため、操作履歴をOSユーザー単位に記録できる独自のメタログ方式をとっているのが特徴だ。
今回の対応により、LogCathcer for Meta Loggerでは、IVEX Meta Logger for Serverが記録したログを大福帳データベースに一元的に統合管理し、圧縮保管することが可能になった。また、この操作ログと他の情報システムが記録した異種ログをあわせた分析も行なえるため、監査レポートの作成が容易になる。
LogCather for Meta Loggerは、ネットワールド、MDITおよび両者の販売代理店を通じて販売される。