- 2008/09/29 掲載
富士通など6社、システム開発の非機能要求を見える化する項目発表へ
同検討会は、システム構築や開発を行う際、その強度や品質、応答の迅速さといった目に見えない非機能要求について、発注者からの要求レベルを見える化し、発注者と受注者間で確認する方法を検討している。
今回まとめた成果物では、非機能要求の項目の中でも特に重要だと思われる、「可用性(システムの耐性)」「性能・拡張性(システムの応答速度や増設のしやすさ)」「運用・保守性(システムの維持にしやすさ)」「移行性(システムの更改のしやすさ)」「セキュリティ(データの安全の度合い)」「環境・エコロジー(環境への配慮)」の6視点を分類し、体系化・詳細化している。
今後、同検討会は、各項目ごとに、その実現レベルを段階的に示したグレード(水準)を策定し、発注者、受注者両社が共通の認識を持ちやすくするため改善を図っていくとしている。
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