- 2008/09/26 掲載
米オラクル、初のハードウェア製品を発表
本製品は、14基のストレージ「Oracle Exadata Storage Server」をベースに、チューニング済みの「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition」、「Oracle Real Application Clusters」を組み合わせたデータウェアハウス製品。4コアのXeonを64基のコア構成としたHP製ラックマウント型サーバで、最大168TB、14Gbpsの速度を誇る。
ベースとなるストレージ「Oracle Exadata Storage Server」は、OSには「Oracle Enterprise Linux」、データベースには「Oracle Database 11g Enterprise Edition」などを採用し、配列アーキテクチャやデータベースサーバとストレージ間の通信を最適化することで、クエリ処理を他の競合製品と比べて10倍以上で高速に処理できるという。
オラクルが販売およびシステム・サポートを行うハードウェアは同社初で、当面はデータウェアハウスアプライアンスを提供するベンダーとの競合にとどまるが、今後はHP以外のハードウェアパートナー戦略にも影響をおよぼすものとみられる。なお、日本での発売は未定。
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