- 2008/09/24 掲載
近鉄不動産、基幹システムを刷新、システムの見える化を実現
近畿圏を中心に、マンション分譲、不動産仲介、リフォーム等を展開している近鉄不動産は、独自開発した基幹システムを15年にも渡り、運営してきた。しかし、機能追加等にも限界がきており、見直しを検討、刷新に至ったという。
ERPは、リアルタイム経営、経営の可視化、コンプライアンスの強化、セキュリティの強化、変化への対応をコンセプトに開発された住商情報システムの「ProActive E2」を採用した。データ連携に関しては、個別にデータ連携部分を開発するより、EAIツール導入の方が、拡張性や柔軟性の面で、運用後のメリットが高まると判断、「ASTERIA WARP」を導入した。「ASTERIA WARP」は、システム同士の連携を容易にし、システム間のデータ処理の流れを把握できる仕組みで、「システムの見える化」を実現する。これにより、今後の運用状況やシステムの課題把握など、メンテナンスの見える化が可能になるという。
近鉄不動産 企画部長 萩原章男氏は、「今後のシステム開発を考えると、ASTERIAが1つの共通語になっていくはず。この部分をASTERIAに任せようというように、他システムのデータ連携の話もスムーズに進められる」と高く評価されている。
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