- 2008/09/17 掲載
米サンディスク、韓国サムスンからの6000億円の買収提案を拒否
サムスンの提案はサンディスクを総額約60億ドル(約6000億円)で買収するというものだったが、サンディスク側はこれを取締役会の満場一致で拒否した。水面下で買収交渉を行ってきたものの、決裂したものとみられる。
サムスンによるサンディスク買収が実現すれば、現在シェア1位のサムスン電子(42.3%)とシェア2位の東芝(27.5%)との差がさらに拡大する(括弧内の数字はiSuppliによる2008年第2四半期調査より)。しかし、サンディスクは、設備投資など幅広い分野で東芝と共同展開しているほか、東芝が買収に名乗りを上げる一部報道もなされており、業界の再編が行われる可能性もある。
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