凸版、新しい住民基本台帳カード向けの接触・非接触両対応ICカードを開発

　凸版印刷は12日、デュアルインターフェイスICカード「SMARTICS-AD3」を開発した。2008年末から交付が予定されている、新しい「住民基本台帳カード」向けに、9月12日より本格的に販売を開始する。

　本カードは、1つのICチップで、接触/非接触ICカード双方の機能を実現。64Kバイトのメモリ容量、非対称暗号方式対応、ダウンロード型OSなどを備える。

　今回の「SMARTICS-AD3」は、「SMARTICS-AD」では32Kバイトであったメモリ容量を倍の64Kに拡張、これまで以上に多くのアプリケーションを搭載することができるように設計されており、顔認証データを入れるといったことも可能になっているという。