ピー・シー・エーとリコー、出退勤管理から給与計算処理を複合機などで行うソリューション

　ピー・シー・エーとリコーは8日、デジタル複合機（MFP）にICカードをかざすだけで出退勤データを管理できる「PCA テレタイムfor imagio」を発表した。

　PCA テレタイムfor imagioでは、リコー製imagioに、ICカードをかざすだけで、勤怠管理システムに登録され、出退勤管理から給与計算処理まで一連の業務が行える。給与計算には、PCAの「PCA 給与9シリーズ」、Web勤怠管理データベースソフトとしてはエル・エス・アイジャパン製の「テレタイムZaion」が利用される。

　3製品を組み合わせた背景としては、リコーが推進するパートナー戦略「Operius（オペリウス）」の一環となる。ピー・シー・エーがリコーの技術協力のもとに開発した。Operius 認定商品としてリコーグループの販売会社から販売する予定。

　流通・小売・飲食業を中心に、従業員30～100名程度の中小規模の企業での利用を見込んでいる。両社では、今後1年間で100セットの販売を見込む。