- 2008/09/08 掲載
米マイクロソフト、SOA戦略の中核担うBizTalk Server 2009発表
BizTalk Serverは、BPM(Business Process Management)や EAI(Enterprise Application Integration)、B2B(企業間取引)、インターネット EDI(Electronic Data Interchange)など、電子商取引向けサーバ。
これまでBizTalk Server 2006 R3と呼ばれていた最新版では「.NET Framework3.5をベースにインターオペラビリティとコネクティビティに焦点を当てた(マイクロソフト BizTalk Server ゼネラルマネージャ Oliver Sharp氏)」という。.NET Framework 3.5はWindows Server 2008やVisual Studio 2008、SQL Server 2008などでも採用されており、同社の新しい製品群に対応する形となる。
そのほか、UDDI v3-compliantサービスレジストリや、Oracle E-Business SuiteやSQL Serverに採用されている「LOB adapters」、拡張されたホストシステムインテグレーション(MQ、CICS、IMS、CICS)、新しいモバイルRFIDプラットフォームと管理ツール、 EDI, AS2, SWIFTといった拡張されたB2B機能などを備える。
また、Visual Studio 2008で新しく加わった、Team Foundation Systemと併用することで、アプリケーションライフサイクル管理なども実現したという。
さらに同社のSOAプラットフォーム「Oslo」に対応させるとともに、その中核を担うものとみられる。BizTalk Serverは2006 R3としてすでにCTP(コミュニティテクノジープレビュー)版を提供しているが、さらに2008年末にも新しいBTP版を提供予定。
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