- 2008/09/02 掲載
EMCジャパン、大林組の業界初となるリアルタイムデータ共有等システムにストレージを提供
大林組は、EMCのデータ・レプリケーション・ソフトウェア「EMC RepliStor」を導入し、工事に関するデータを自動でアップロード、保存する仕組みを構築した。データの保存先は、東京本社に「EMC Celerra NS40G」「EMC CLARiX CX3-40」を、大阪本店に「EMC Celerra NS20」を導入。想定容量は、工事事務所あたり約10GB、500カ所で約6TBとした。
さらに、2カ所のサイト間で整合性のあるレプリカを保持する「EMC Celerra Replicator」、サーバを介さずにデータを高速移動する「EMC SAN Copy」、レプリケーション管理ソフトウェア「EMC Replication Manager」などのストレージソフトウェアを導入した。
今回のシステム構築にあたり、大林組では、2001年より運用していた同社工事事務所と協力会社間の情報共有を行うポータルサイト「OC-COMET」を刷新した。刷新にあたり、処理速度の向上、情報の保管と共有の迅速化が大きな課題となった。また、作成した工事記録の自動アップロードが最大の焦点となった。
これらの課題を解決する新システムは、本年4より稼動。ユーザーの負担も大幅に軽減され、生産性も向上しているという。また、同システムは、災害時の事業継続や復旧のためのシステムとしての役割も担う。同社は、子年度中に200工事事務所での利用を目指す。
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