- 2008/09/02 掲載
ソフトバンクモバイル、NTTデータら、NFCケータイの実証実験を開始
スマートポスターとは、NFC技術に対応したICタグを貼り付けたポスターのことで、NFCケータイをかざすと、無線でICタグから情報を読み取り、携帯電話の画面などに表示する。通電の必要がなく、価格もQRコードと違い、ピントを合わせた撮影や印字の汚れなどを気にする必要がないといったメリットがある。
ソフトバンクモバイルがNFCケータイを提供。NTTデータ、ジェムアルトが開発したスマートポスターアプリケーションソフトウエアをNFCケータイに搭載し、千葉県の複合型商業施設に設置されている映画の「スマートポスター」などにかざすことで、その映画に関連したデジタルコンテンツなどを閲覧できる。さらに、入手した情報から、日立製作所が開発したTV向け映像配信サービスによって、ハイビジョンテレビで映像を楽しむこともできる。
同実験により、ポスター等からのプロモーション広告取得に対する利用者ニーズの評価、NFCケータイの情報提供サービス端末としての有効性の評価、NFCケータイとデジタル家電との連携性の評価などを検証する。
具体的にはディズニー最新映画「ウォーリー」「ティンカー・ベル」のポスターなどにICタグを貼り付けた「スマートポスター」を用意。それにNFCケータイをかざすと、「ウォーリー」「ティンカー・ベル」の静止画、動画などデジタルコンテンツを入手できる。同時に、日立製作所が開発したテレビ向け映像配信サービスにより、ハイビジョンテレビの大画面で「ウォーリー」の予告編が楽しむことができるというもの。なお、NFCケータイに差し込んだNFC-USIMには、スマートポスターアプリケーションソフトウェア以外に、MasterCard PayPassを搭載、店舗で簡単かつスピーディーな決済としても利用できるという。
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