セゾン情報システムズ、企業内外のデータ連携を一元管理するソフトウェア販売へ

　セゾン情報システムズは1日、企業間電子商取引と企業内データ連携システムをシームレスにつなぎ、一元的な運用管理機能を強化した統合管理ソフトウェア「HDC-EDI Manager」の新バージョン（Ver.2）を10月29日より販売すると発表した。価格は、150万円からで、今年度8億円の売上を見込む。

　同ソフトウェアは、幅広いEDIプロトコルに対応するEDIエンジンソフトウェア「HDC-EDI Base」と、ファイル転送ツール「HULFT」を、Webブラウザを通して簡単に一括操作する。データ連携ソリューション「HDC-EDI Suite」に搭載され2007年10月より提供されている。　

　今回、機能強化したのは主に5点。トランザクション単位での履歴の紐付け、障害発生時のログの特定および抽出等を実現する連携履歴表示機能。HDC-EDI BaseおよびHULFTの情報登録・更新機能を実装や操作性を向上した連携情報登録機能。他には、連携パターンの追加および拡張、周辺ツールの提供、ログ管理機能の改善などが挙げられる。