セイコープレシジョン、貸金業法等の改正に合わせた個人信用情報照会システムの新版を発売

　セイコープレシジョンは23日、融資審査システムを容易に構築するための個人信用情報照会システム「L-CRIP」の指定信用情報機関対応版を発売すると発表した。2009年1月以降順次出荷する。価格は230万円～を予定。

　2006年12月に公布された貸金業法等の改正により、2009年度中には指定信用情報機関を利用した総借入残高の把握や、返済能力の調査などを前提とした総量規制への対応を迫られることを受けて、すべての信用情報機関との接続や、回答結果に基づく簡易審査機能など、融資審査に必要な機能を備えた。

　今回の指定信用情報機関対応版では、監査対応やシステムの不正利用防止を意識したセキュリティ機能の強化、予想されるデータ量の増大に備えた処理能力の向上を実現しているという。

　セイコープレシジョンでは、初年度100本の販売を目指す。